朝日東南稜


報告者 迫

6:00 富屋集合
6:01 出発
7:48  大丸駐車場発
     既にガッチャン(石賀号)が止まっている。
    出発してしまったようだ。
    最初の階段の登り。。。辛い
    いつも、のぼり初めで思う。自分って山登りに向いていないのではないかと。。
    また、も〜〜二度と来るまい。。と。後悔しつつ喘ぎ喘ぎ登る。
8:08   登山口小屋 登山指導センター   暑い!
8:30  取り付き
   自分たちは旧工事用林道経由の正規ルートを通って来たが、石賀&新海組が、登山道から降りてき
    た。
   高山植物の保護、東南稜ルートの確保などの点からアプローチは、是非林道経由をお勧めする。
   準備して登攀開始
   昨年とは、違い、忠実に稜線をたどる。
   スタカットでハンターがリード。
   今日はルートの記憶と、終了点の作り方などアルパインクライミングの方法や考え方を
   覚えながらの登攀に心がける。
   また、自己脱出などセルフレスキューも考えながらのビレーを意識しながら登る。
   2ピッチ目途中、下の取り付きに未だ石賀&新海組がいて、やっとスタートするところ。
   自分はリードを意識しながら登る。雪と寒さが足りず、浮き石が多く、ホールド、スタンスとも非常に
デリケートだ。が、一番は、ところどころのガレ場が嫌じゃ〜〜
    蟻地獄又は、水前寺清子のマーチの様(3歩進んで、2歩落ちる。。)
   ひたすら稜線を辿る。
フォローで登っているとき、時は、先日教わった自己脱出を意識するところも
あって、何箇所かヤバイ!ヌケラレナイ!(支点が作れない)と思うところがあったので、
ハンター落ちないで!と祈りながらビレーしていた。(ま、そんな心配は無用ですけどね)
   あの、ハンターがスタートで落ちた砂岩質のところなんて、支点が作れない。
  (2本目の西稜でも、下方向に荷重をかけていれば大丈夫な岩の支点で
   ビレーをしていたが、自己脱出のための上方向の荷重をもたせる
   支点が・・・・。。。。無い。リードが支点を作るときは、フォローが自己脱出
   が可能であることも視野に入れなければならないことを再認識させられた。
   特に核心部や、厳しいムーブを要求されそうなところでは)
   最後ののぼりも、わざわざ回り道して難しいところへ。。。でも、雪も無かったので
   難なく越えられた。
12:30 山頂。既に、石賀&新海組がラーメンの準備をしていた。
   ご馳走様・・・・。。。。え〜〜自分たちの分はないの〜〜残念!
13:00 西稜取り付き
   ザックをデポしてスタート
   ハンターは、1ピッチ目から、もとい、1手目から悩んでいた。
    非常にもろい、というか、積み木が積まれているような状態。
    左側には一般登山道があるので、絶対に落石はできない、1手1足に非常に
   ナーバスになる。
   まるで、スローモーションのよう。3ピッチ登ったが、全てこんな感じである。
   ルートはそれほど難しくはないが、岩の脆さとビレー点の悪さからハンターは、
    1ピッチ目終了点でだいぶ悩んでいたようだ。進むべきか、時間を待つべきか。
    落OKならもっと楽だけど、それだけで何倍も難しくなる。
    思ったルートが取れない。本日の核心!
14:30 終了
   やっとピークだ!と思って覗き込むと、スッパリと切れ落ちた谷が目の前に。。。
   って、なだらかな登山道が目の前に。。。。
   がっくし、拍子抜け。
   その後、荷物までもどり、装備を外して、下山開始。
16:00 車着   予定通り!

   風呂入って帰途につく。